シュルプ

シュルプは実在実話orフィクション?史実との違いや時代設定を調べてみた!

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10月からNetflixにて同日配信されるや否や話題沸騰となっている韓国ドラマ時代劇「シュルプ」はもうご覧になりましたでしょうか。

斬新な設定や時代劇にはあまりないカメラワークなども相まって、SNSでも連日話題になっています。

そんな人気韓国ドラマ時代劇「シュルプ」は、実在する人物たちを描いた実話なのでしょうか。

また、フィクションだとしたら史実との違いや時代設定に変化はあるのでしょうか。

まだ見ていない方も、時代設定やフィクションかどうかは気になるところだと思います。

そこで、今回は「シュルプ」が実話なのか、また登場人物は実在したのか史実との違いも含めて調べてみました。

どんな時代設定なのかを知って「シュルプ」をもっと楽しんじゃおう!

 

「シュルプ」は実在実話orフィクション?

序盤からそのストーリー展開の面白さと衝撃で話題となっているドラマ「シュルプ」ですが、実は物語自体はフィクションとされています。

ですがイホ国王やファリョン王妃に当たる人は歴史上実在していました。

つまり、実在した歴史上の人物をもとに描かれた創作ということになりますね!

歴史の上で語られている人物と今回のドラマ「シュルプ」の登場人物では、どこが違うのでしょうか。

調査結果をご紹介します♪

実在の人物と似ているところはあるのかな!?気になる!!

 

イホ国王は実在した王様!

イホ国王のモデルになったのは、李氏朝鮮時代の第17代王・孝宗だと言われています。

孝宗は1649年から1659年在位し、正室は仁宣王后張氏です。

となると、ファリョン王妃のモデルは仁宣王后張氏ということになります。

その他側室の妃たちも何名か居たようで、そこはドラマにも忠実に再現されているような気がしますね。

他の韓国ドラマ時代劇にも多く登場している王様で、その中でも「馬医」や「華政」などは日本でも放送され有名な作品なので知っている人も多いかと思います!

ただあくまで”モデル”となっているので、実際の孝宗が歴史上で行った政策や子供たちなどがドラマに忠実に反映されている訳ではないようでした。

歴史上の国王様がドラマみたいな人だったら・・・どうなってたのかなぁ。なんてね。

 

ファリョン王妃のモデルとなった仁宣王后張氏はどんな人物?

ファリョン王妃のモデルとされている仁宣王后張氏は、史実では即位前の夫・鳳林大君(のちの孝宗)と婚姻後ともに瀋陽(現・中国の省都)で人質として生活していました。

その期間は約8年にもなったそうです。

鳳林大君が王に即位した後は世子を含みかなりたくさんの子供を授かっており、多くは女の子でした。

孝宗亡きあと息子の顕宗が王となり大妃となった張氏は、55歳でその生涯に幕を閉じます。

昔と今は違うかもしれないけど・・・若くしてこの世を去っちゃうのは悲しいね・・・。

モデルの仁宣王后張氏とファリョン王妃を見てみると、ドラマは史実とはまた違った描かれ方をしていることが分かりました。

娘をたくさん授かった張氏に対し、ファリョン王妃は王子が多いですよね!

ストーリー自体は創作なので、物語を描いていく上でファリョン王妃には王子がいっぱいの方が良い!となったのかもしれません。

歴史上だと張氏の世子が王様になってるんだね・・・ドラマもそうなるといいなぁ♡

 

「シュルプ」の時代設定はドラマと史実でどう違う?

韓国ドラマ時代劇、と一口に言っても文明が誕生してからの歴史は世界各国様々な時代の流れがあります。

日本でも平安時代・鎌倉時代・江戸時代とあるように、韓国でも様々な時代があったかと思います。

「シュルプ」の時代は背景としていつの時代が参考にされているのでしょうか。

同じアジアでも、歴史にはそれぞれ違いがあるよね!どんな時代だったのかな?

 

時代設定は李氏朝鮮時代をモデルにしてる?

「シュルプ」の時代設定は李氏朝鮮時代となっています。

前述した孝宗も李氏朝鮮時代の王様の一人ですが、その時代はかなり長く何百年と続いていました。

モデルとされている孝宗の即位期間の1649年から1659年は日本では江戸時代にあたります。

将軍でいうと徳川家光や徳川家綱の時代ですね。

ストーリーがフィクションなので丸っとその時代とは限らないですが、もしその時代にファリョン王妃のような人が存在していたら・・・と想像すると楽しいかもしれません♪

その時代を描いた日本の時代劇とは、また違った印象だよね!

 

ドラマと史実でどう違う?

最後に「シュルプ」の展開と史実の違いについて調べてみました。

先に書いた通り、「シュルプ」では李氏朝鮮時代という時代背景とモデルとされている人物のみが設定として活かされています。

「シュルプ」をご覧の方はもうご存知かもしれませんが、現代でも話題となっている教育方法であったりLGBTが取り上げたりされています。

もともと韓国でも「シュルプ」は朝鮮時代と現代の融合のようなドラマとされていたようですので、物語の中身自体は史実と別物と言って良さそうです。

それでも、もしその時代にこんな王妃様がいたら・・・と思うと面白いよね!

 

まとめ

大人気の韓国ドラマ時代劇「シュルプ」は、実在した人物や時代設定を活かしたフィクションであるということが分かりましたね♪

実話ではありませんので史実との違いも多いようですが、むしろ現代に通じる要素や問題を多く取り上げていてかなり厚みのあるストーリーとなっている気がします。

たとえフィクションであっても、もしかしたらこんな王妃様や王様が実在したかもしれない・・・と思いながらドラマを見ると面白さ倍増かもしれません!

史実との違いを上手く現代風に融合させ、実話ではなくてもつい見入ってしまう展開は秀逸です。

李氏朝鮮時代という時代設定を面白く、そして切なく現代の問題に合わせて描いていく韓国ドラマ時代劇「シュルプ」はこれからが佳境ですね。

気になる方は、ぜひNetflixをチェックしてみて下さい!

斬新で重厚なストーリーが本当に面白いから、おすすめ!!
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