出雲たたら村出雲たたら村

出雲たたら村出雲たたら村

出雲大社の平成大遷宮にも参加した地元宮大工が手がけた、
釘ひとつ使わずに建てられた高殿や家屋。
日本古来の「たたら操業」を受け継ぐ職人が参加し、本物かつ究極の鉄が実際に作り上げられたこの村は、
もはやセットとは呼べないクオリティ!!
釘日本の心を発信しようという映画の想いがこのセットにも表れています。
時代を超えて「たたら侍」の世界を体験できる場所になっています。




高殿(たかどの)

 「たたら製鉄」において、鉄を作る重要な場所。高殿を中心に周辺には関係者が集落を形成していました。ロケセットでは実際に地下構造までを造り、中世の「たたら吹き」を再現して2度の操業を行い、迫力ある撮影が実現しました。
 
たたら製鉄は、まる一日かけて炉を作ることから始まります。炉をかわかしたあと、木炭を入れ、ふいごで風を送って火をおこし砂鉄を入れる作業を3日〜4日間繰り返し、最後に炉を壊して不純物を取り除き、?(けら)と呼ばれる鉄の塊を取り出します。「村下」(むらげ)と呼ばれる技師長の勘と経験が、鉄の品質を大きく左右するため、不眠不休で鉄づくりに取り組みました。
 
炉を造るための粘土を置く「土町」、砂鉄を置いた「小鉄(こがね)町」、燃料である炭を置いた「炭町」、があり、炉の奥には操業を差配する村下(むらげ:技師長)らが休息した「村下座」「炭坂座」という職人詰所(控え室)も作られました。

鉄の神様 金屋子神社

鉄づくりの神様「金屋子神社」も祭られ、操業の前後に関係者全員で操業の無事を祈り、感謝しました。
永代たたらの建設に加わった75神をはじめ、火災から高殿を守る神、炉に風を送る神、方位を守る神、と「たたら製鉄」には多くの神様たちが参加したと言われています。



元小屋(もとごや)

たたら場全体を管理する事務所の役割をする場所。たたら操業の期間を決めたり、出来た鉄の値段交渉等や安全管理を行っており、村長(むらおさ)が詰めて管理していました。

拝殿(はいでん)

五穀豊穣を願いお祈りをしたり、祈祷師儀式として占ったりする場所。劇中では村に災いが迫っている事を感じ、ここで祈祷師が祈りを捧げました。

神楽殿(かぐらでん)

五穀豊穣や村の安全などを願い、神々に祈り舞などを奉納する神楽舞台。神楽殿前は広場になっており、村人が集まれる場所が作られています。撮影では地元の方々の協力を得て、本物の出雲神楽も舞われました。


炭焼き小屋(すみやきこや)

たたら操業に欠かせない木炭を作る場所。1回の操業で約12トンの木炭が必要と言われています。
沢山の木炭を作る炭焼き担当者を山子(やまこ)といい、小屋に籠り炭焼きに専念しました。
少し高い場所にあるので、ここからたたら村全景が見渡せます!